【ホビットの冒険 上】ファンタジーはいくつになっても楽しい

『ホビットの冒険』は「本当のファンタジー」。

子どもはもちろん、大人も心から楽しむことができる、時代を超えた名作です。

『ホビットの冒険 上』のあらすじ

「ホビットの冒険」は、J.R.R.トールキンが1937年に発表したファンタジー小説です。

出版から90年近く経った今でも、その魅力は色褪せていません。この作品は「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」の前日譚としても知られています。

物語は、ホビット族のビルボ・バギンズが魔法使いガンダルフと出会い、13人のドワーフたちと共に冒険に出るところから始まります。ドワーフたちの目的は、ドラゴンのスマウグによって奪われた王国と財宝を取り戻すこと。

ビルボは最初は渋々ながらも、次第にこの冒険に引き込まれていきます。

彼らの旅路には、ゴブリン、トロル、巨大なクモが待ち受ける「危険な森」など、数々の困難が立ちはだかります。物語を通じて、ビルボはドワーフたちから信頼を得るだけでなく、自身も成長していきます。

この物語は、おっちょこちょいでありながら勇敢なホビット「ビルボ・バギンズ」の冒険を描いています。

彼の成長と勇気を見守りながら、読者も一緒に冒険に参加している気持ちになれる、そんなストーリーです。

キャラクターの成長と友情

トールキンの創り出した中つ国(ミドルアース)の世界は、緻密で壮大です。

豊かな想像力で描かれた風景、独自の言語や文化を持つ種族たち、そして深みのあるキャラクターたちが、読者を完全に物語の世界に引き込まれます。

ビルボと仲間たちの成長や友情が仔細に描かれ、手に汗を握りながら物語に没入することができます。

成長を感じられる物語

児童文学の魅力は、子どもが自分の目線で楽しめる物語にあります。『ホビットの冒険』はその典型です。

子どもだけでなく、大人も自身を投影しながら、ビルボの冒険を楽しむことができます。

ビルボが直面する困難や成長の過程は、私たち自身の経験と重なる部分が多くあります。

『ホビットの冒険』は、私たちに冒険することの意味を問いかけます。それは単に危険を乗り越えることではなく、自己と向き合い、成長する機会なのです。

がんばれ!ビルボ・バギンズ

ビルボ・バギンズの成長は、彼自身の勇気と責任感から生まれます。

ビルボはただ無鉄砲に突き進むのではなく、自分を信じて行動します。彼の姿を見ていると、自然と自分も勇気を持ち、自分を信じてみたいと思えるようになるのです。

「運が向いてきた」

ファンタジーは、時に勧善懲悪の物語として描かれることが多いですが、『ホビットの冒険』はそれだけではありません。この物語には、「運が向いてきた」という表現が多く見られます。

これは、人生の成功や失敗が時には運によるものであることを示唆しています。魔法だけではなく、運という要素があることで、物語がより現実的で深みを持つのです。さらにそれ以上に重要なのは、ビルボが悩み、諦めながらも前に進む姿です。

この物語は、まるで魔法のように読者の心に影響を与え、勇気を与えます。

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投稿者プロフィール

セイウチ三郎(編集部)
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